キン肉マンの感想やレビュー

正義超人記事一覧

言わずと知れた主人公。ダメ超人と揶揄されるが、ピンチのときに見せる火事場のクソ力で、数々の勝負をモノにしてきました。基本的にいざというときにほぼ必ず勝つという、無類の勝負強さを持つ。主人公なので当たり前といえば当たり前ですが、立ち位置は基本メインであり、いわゆる大将戦的な試合に登場します。またマスクマンに該当し、よってブタのような顔は素顔ではありません。それと36巻の表紙や背表紙、またフェイスフラ...

いわゆるダメキャラとしての地位を早々に確立したキン肉マン。人気漫画の王道として、主人公とは正反対のキャラを登場させることで、その両方が際立つという手法があります。キン肉マンの場合、そこで登場したのが、ズバリ、テリーマンでした。連載当時、いわゆるアメリカナイズされたおしゃれなフードとしてハンバーガーがフォーカスされていた時代風景があります。まさにそのハンバーガーをかじりながら、颯爽と登場したクールな...

ラーメンマン。一度聞いたら忘れられない名前です。キン肉マンという名前も超ド直球ですけど、ラーマンマンというネーミングもそれを超える境地かもしれません。また本作の急な路線変更はファンのツボでもありますが、実はラーメンマンもそのラインだったりします。というのも、当初は残虐超人という触れ込みで登場したんですよね。記念すべき第1回超人オリンピックでの出来事。対戦相手のブロッケンマンをキャメルクラッチで亡き...

ブロッケンJr.は正義超人の中でどちらかといえば脇役的存在なのですが、いつの試合もどの場面でも、そのひたむきさが胸を打ちます。シンプルな言い方をすればガッツがあり、どんな状況でもあきらめない向こう意気が素敵ですよね。また王位争奪編ではそのメンタルを買われ、ソルジャーチームの一員に。ファンからも数多の超人からも一目置かれる存在です。

ライバルが仲間になるという図式はキン肉マンでも同じで。テリーマン然り、ロビン然り、ラーメンマンももとはといえば正義超人ではなかったんですよね。ただその図式的にウォーズマンはそれまでの超人たちと比べて、ダークな色合いが濃く、キン肉マンとは最も和解しずらい超人でもありました。またキン肉マンのそれまでの試合において、一番尺が長かったのがウォーズマンとの対決。単行本9巻はまるまる一冊ウォーズマンとの試合で...

ジェロニモは、通常の超人と比べてその独自のデザイン、個性的な戦闘スタイル、そして深い人間ドラマによって、多くのファンを引きつけています。ジェロニモの存在は、物語において独自の色彩を添え、読者に感動と興奮をもたらします。まず、ジェロニモの外見は、個性的で魅力的なキャラクターとしての雰囲気を漂わせています。この独自の外見は、ジェロニモの存在感を強調し、不思議な興奮をもたらします。ジェロニモの戦闘スタイ...