キン肉マンビッグボディの登場

『キン肉マン』における“運命の五王子”の中で、ビッグボディの初登場時のビジュアルには、個人的に最も強く心を打たれました。

大柄な体格と圧倒的な存在感、そして力を象徴するような堂々たる立ち姿。

その登場は、まさに「次なる強敵」としての説得力に満ちており、これから始まる戦いへの期待感を大いに煽ってくれました。

しかし、その期待とは裏腹に、実際の試合が始まるとビッグボディはあっけなく敗北してしまいます。

これには拍子抜けした読者も多かったことでしょう。「あのビジュアルで、この結果？」という落差は、今なお語り草となっているほどです。

ビッグボディって、なんか憎めないキャラで好きなんですよね。パワータイプなのに、ちょっと抜けてるというか（笑）。でも熱いし、仲間思いだし、じわじわ応援したくなっちゃうタイプ。
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いわば“ビッグボディ”ではなく“ビッグギャップ”なキャラクターだったと言えるかもしれません。

それでも私は、ビッグボディのようなキャラクターが大好きです。

外見に見合わない結果や、過剰な期待とのギャップもまた、物語に深みを与える重要な要素だと考えています。

そして、私と同じように、あの登場時のインパクトに心を奪われた読者もきっと少なくないはずです。ビッグボディは、敗者でありながらも、確かな印象を残した名キャラクターであると断言できます。